国指定史跡 岩倉具視幽棲旧宅・・・♪

国指定史跡 岩倉具視幽棲旧宅に行って参りました。

叡山電車 岩倉駅から北に歩いて20分かかりました。

5年前に伺った時は地下鉄 国際会館駅から京都バスで

岩倉実相院で降りて3分のコースでした。


りんうんけん 

健脚な方は岩倉辺りを歩いてみるのもいいかも!

岩倉 の名は古代の磐座(いわくら)信仰・・天から降臨した

神が巨石に安座する・・からなりました。


岩座神社あと 

現在の山住神社にある巨石が神体となり岩座(いわくら)神社

と称されたのが地名の由来です。

岩倉 具視(ともみ)は江戸時代末期から明治時代初期に

活躍した公家・政治家です。


もん 

岩倉 具視は幕末 朝廷と江戸幕府の協力強化のため

公武合体を唱えました。

そして孝明天皇の妹の和宮と徳川将軍 家茂との婚姻を

成功させました。


あけび 

しかし結果的に和宮降嫁は朝廷の権威を弱めると考える

三条実美など13名の公卿が連名で 岩倉具視らをきびしく

攻撃することになりました。


マツ 

岩倉具視はこれに逆らわず 官位を返上して出家し

朝廷をさりました。

その後おとずれたのが 岩倉村です。


裏へ 

岩倉具視は元治元年(1864)~慶応3年(1867)までの

3年間を この岩倉具視幽棲旧宅で密かに暮らしました。

敷地内は 茅葺の主屋と 瓦葺の増築した部屋とつなぎ屋

が残っています。


茅葺き 

主屋にある大正ガラスを用いた障子戸には

桜や紅葉などが描かれた様子が残っています。


模様 

増築された部分は 大工職人である藤吉の住まいを

購入し主屋につないだものです。


増築 

具視は 悔しい思いを 持ち続け この場で

坂本龍馬や中岡慎太郎らと会合を重ね

自分の立場を倒幕へと転じました。


休憩 

1867年に明治天皇が即位し その後 岩倉具視は

罪を許されました。

王政復興を目指す大久保利通らに 具視が参内し

徳川慶喜の処分を求める「王政復古の大号令案」を

明治天皇に申し上げるまでに至りました。


炊飯 

明治4年には 岩倉使節団として 欧米各国を訪問し

以降 明治政府の主導権を握ることになりました。

岩倉具視は日本初の私鉄「日本鉄道」設立にも

参加した人物でもあります。


生け花 

明治憲法の制定に尽力しましたが病気がちな具視は

59歳で亡くなりました。

そして日本で初めての政府による国葬となりました。


遺髪碑 

旧宅には 岩倉具視の遺髪を埋葬した 岩倉村遺髪碑が

置かれています。

岩倉具視の遺品類を収蔵するため 対岳(たいがく)文庫が

昭和3年(1928)に武田吾一の設計で建設されました。


たいがく文庫 

岳は比叡山を指し その向かい側に住んでいるという

意味合いです。

対岳文庫には岩倉具視とその家族たちの資料などを

展示しています。

対岳文庫 


岩倉具視幽棲旧宅の入館料は300円ですが

京都・観光文化検定試験合格者は 2月・3月の

期間中は入場料が免除されますよ。

それとこちらは京都市が管理しているので

70才以上の京都市民も無料です~



妙心寺 大雄院・・・♪

妙心寺 大雄院(だいおういん)に行って参りました。

通常は拝観することは出来ませんが只今 京の冬の旅

非公開文化財特別公開中です♪


看板 

今年のテーマは「大政奉還150年記念」です。

徳川の時代から近代国家へ移り変わって行く

様子を見つめ直すよい機会です。


アプローチ 

大雄院は1603年に石河(いしこ)市正光忠により

父の菩提を弔うために創建されました。

豊臣から徳川へと移る時代で

二条城が完成し 徳川家康が 入城した時でした。


家紋 
  ★ 鶴が向き合う家紋


大雄院は石河家本流の香華所として

現在に至っています。

大雄院では 公開に際し 寺宝である観音図二幅の公開

京の宮絵師 安川如風氏の大作「曼荼羅図」などが

展示されていました。


庭 

観音図二幅は 今回の公開後 京都国立博物館へ寄託

されるので 事前に拝見でき良かったです。

本殿の襖絵は 江戸末期から明治初期に活躍されていた

柴田是真(ぜんし)作です。


向日葵 

向日葵の絵がJR東海 京の冬の旅のポスターに

なっています。

柴田是真は蒔絵師でもあります。

柴田是真の作品の中には 明治宮殿の天井画も

あります。


池 

明治宮殿は東京遷都に伴い 1888年に作られた宮殿でした。

京都御所を模した和風の外観に 椅子やシャンデリアの

ある洋風の内装という和洋折衷の建物でした。

残念ながら 第二次世界大戦中の戦火で焼失

してしまいました。

只今 その時の下絵の雰囲気を生かしながら

新たに京の宮絵師 安川如風先生が大雄院の

襖絵を描くことになりました。


襖絵 

平成30年4月に初回分の8枚が完成予定です。

お披露目会が楽しみですね。

大雄院では第一 第三土曜日に座禅会をされています。

他にも写仏や写経の体験もされているようです。

2017 千本釈迦堂 お亀節分会・・・♪

北野天満宮の節分祭の豆まきの途中で 切り上げ

次は千本釈迦堂へ 急いで向かいました。

北野さんの東門から西に真っすぐ10分位で到着。

千本釈迦堂では3時から お亀節分会が開催されます。


門 

千本釈迦堂こと 大報恩寺の本堂は 1227年の建立で

京都市街地では 現存最古の木造建築で 国宝です。

京都を焼き尽くした 応仁・文明の乱も奇跡的に

すりぬけ 現在にいたります。


本堂 

この本堂建築の時には 大変悲しい事が起こってしまいました。

建築の際に 大工棟梁 高次(たかつぐ)は 大きな失敗を

していまいました。

大事な 柱の長さを 1本まちがえ短くしてしまいました。


山伏 

もう材料もない。どうしよう・・と悩んでいるとき

奥さまのおかめは 旦那さまにアドバイスをされました。

「まちがえた短い方の長さに 切り揃えてはどうかしら・・」


舞妓 

そのことにより 無事完成することができた本堂です。

しかし おかめは 夫の名誉を汚さないようにと

自害してしまいました。


おかめ1 

今の時代 何故おかめさんが自殺までしてしまったのか

私にはわかりません。

そんな 内助の功の「おかめ」に因んで建立された

「おかめ塚」とともに800 年近く伝承されて来た行事が

おかめ福節分会です♪

おかめ像の前でおかめ法要がおこなわれます。


おかめほうよう 

この日のおかめさんは 西陣からプレゼントされた

綺麗な着物をきせてもらっています。

お坊さんや おかめと鬼も一緒に整列して法要が

行われました。


鬼1 

本堂の中では 国宝の鎌倉木造建築の中で 護摩を

焚きあげています。

年男たちも お坊さんと一緒に見守っているので大丈夫です。


ごま 

次に上七軒の舞妓により おどりの奉納です。

この日は舞妓さんもあっち こっちでご奉仕せんと

あかんので いそがしおすなぁ~


舞妓2 

国宝の本堂では 建築にちなんで 釿始めの時にも

登場された番匠保存会の方々による奉納。


番匠 

鬼が登場して 打ち出の小槌を振り回し暴れまわります。

茂山千五郎社中による古式・鬼追いの儀の奉です。


鬼舞 

茂山千五郎社中も平安神宮や北野さんやら 

あっち こっちで引っ張りだこで大忙しですね。

愛嬌のあるおかめさん登場で 鬼たちは おとなしくなります。


お亀鬼 

おかめさんに打ち出の小槌を渡して 退散です。

その後に皆さんで恒例の豆まきです。


豆まき 

私は正面2列目なので落花生を沢山いただきましたよ♪


落花生 

甘酒(200円) やお酒もいただけます~

あまざけ 

今年はお天気も良く暖かかったので 多くの方がこられ

甘酒も売り切れてしまいました


2017北野天満宮の節分祭・・・♪

2017年の節分は北野天満宮に行ってまいりました。

門 

もともと節分とは 立春 立夏 立秋 立冬 などの

季節の改まる前日のことを呼びました。


本殿 

しだいに立春の前日だけを節分と指すようになりました。

暦の上では もう翌日から春ですよ~♪

北野天満宮といえば 梅が有名ですね。


うめ 

有料の梅苑の公開も始まっています。

こちらでは茂山千五郎社中による北野追儺狂言と

上七軒の舞妓・芸妓による日本舞踊が奉納されます。


到着 

午後の1時から始まるので12時15分に舞台の前に到着。

もうすでに正面は一杯の人で背の低い私では

見ることができません。

仕方ないので 端っこの舞台裏が見える位置で

2列目に陣取り ひたすら待つこと45分。


茶筅売り1 

今年は天気も良く 寒くなかったので 良かったです。

狂言の登場人物は 茶筅売りたちです。


茶筅売り2 

北野天満宮の摂社 福部社に参拝にやってきました。

よく見ると 梅の枝に 茶筅がぶら下がっています。


茶筅 

さすがに狂言師の方々の声は よく聞こえます。

マイクも付けていないのに素晴らしい。

陽気な雰囲気の 謡が聞こえる中


鬼1 

ここに現れる 鬼は深泥池からこられたようです。

陽気に 歌う茶筅売りの邪魔をして踊りまくる鬼。


鬼2 

しばらくすると 福部の神が鬼の前に登場します。

何やら 鬼に説教してます。


福神 

「ここは鬼の来る所ではありません!」

そして 茶筅売り達が 豆を鬼に投げつけ 退治します。


鬼退治 

ちなみに豆まき行事が定着してきたのは室町時代後半で

江戸時代には今のように皆が 豆まきを楽しむように

なりました。


掃除 

季節の変わり目は疫病や 災いをもたらすと考えられて

いたため 豆を撒くことで 鬼を打ち払いました。

引き継ぎ 上七軒の舞妓さんの日本舞踊です。


舞妓1 

後ろ姿しか見えませんが だらりの帯も

着物も綺麗ですね。

舞妓さんは自分の髪の毛で 結い 月毎にかんざしを

かえます。2月は梅ですがこの丸いのは何かしら。


まるかんざし 

次は芸妓さんの登場です。


芸妓さん 

芸妓さんは かつらで飾りも少なく 姉さんの貫禄があります。


芸妓さん2 

こちらの芸妓さん しっとりした踊りで お顔も綺麗どすなぁ~

そしていよいよ豆まきです。


豆まき 

かなりの量を撒いていただけますが

10列目ぐらいまでしか飛びませんね。

私は2列目に居たので沢山いただけました。


後ろから 

後ろの方に場所を譲り 次の千本釈迦堂を目指して

お先に失礼しました。


福豆 

楽しかった~

大阪市中央公会堂の30分館内ガイドツアー・・・♪

大阪市中央公会堂の30分館内ガイドツアーに行って

まいりました。


南から 

地下鉄 淀屋橋からすぐのところにある 大正7年竣工の

レンガ作造りの近代建築の洋館です。

来年 100周年を迎えます。


正面ひき 

竣工以来 80年余りにわたって オペラやコンサート

著名人の講演会などが行われてきました。

その後老朽化が進んだことから 約4年間の 再生工事を

経て 再び市民の活動の拠点になっています。


横から 

古い建築物に高い耐震性を与える「免震レトロフィット」

が施されています。

歴史的建築物として極めて 高い評価を受けている 大阪中央公会堂は

公会堂建築物として西日本で初めて 国の重要文化財に

指定されました。


窓から 

この建物は 株式仲買人である岩本栄之助が公会堂建設費として

当時の100万円を寄付したことにより建設がはじまりました。

当時の100万円は現在の価値で 100億円といわれています。

胸像 


設計は当時としては めずらしい コンペが行なわれ 岡田信一郎の案が

1位となりその原案に基づいて 辰野金吾が建築顧問を行いました。

正面のドーム型屋根の上にある2人の神像は小さく見えますが

1.7mの高さがあります。


どーむ 

ギリシャ・ローマの神話に出てくる神様で左が商いの神「メルキュール」

右が科学工芸平和の神「ミネルバ」です。


ミネルバ 

今回はいくつかある部屋のなかで 特別室をご案内

していただきました。


部屋全体 

こちらの部屋は 建築当時 市長が賓客をもてなす 貴賓室と

して使用されていました。

天井には 日本神話の中から「天地開闢(てんちかいびゃく)」

のシーンが描かれています。


伊弉諾尊 

伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)が

国づくりのため 天つ神より天沼矛(あめのぬほこ)を授かる瞬間です。


あまつかみ 

南壁画の中央の人物は工業の神 太玉命(ふとたまのみこと)


素戔嗚尊 

北壁画の中央の人物は商売の神 素戔嗚尊(すさのおのみこと)


すさのお 

壁には仁徳天皇が描かれています。

仁徳天皇は 難波に都を定め 人家のかまど から炊煙が立ち上って

いないことに気づいて3年間租税を免除。


仁徳天皇 

その間は倹約のために宮殿の屋根の茅さえ葺き替えなかった。と

言う記紀の逸話が描かれています。


木工象嵌 

扉の模様も 色の異なる木を埋め込んだ 木工象嵌で

描かれています。


カーテン 

カーテンは新調されてものですが 当初の資料を基に

正確に復元したものです。


ステンドグラス 

ステンドグラスには鳳凰と大阪市の市標みおつくし。

床 

床は大きな大理石に細い溝を彫り タイルを敷いたように

見せています。

とても素敵なこちらの部屋も お借りして使うことができます。




プロフィール

ユキコ

Author:ユキコ
愛犬ポメラニアンのベルが大好き(2007年10月に天使になりました) 12年間勤めたDTP(印刷の前工程である版下制作)の会社を辞めた後、京都観光に興味を持ちました。そして第8回京都検定2級、第9回京都検定1級を合格しました。生まれ育った大好きな京都をご紹介いたします♪

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