明治150年伏見界隈・・・♪

今年は明治150年イベントがあちこちで行われています。


伏見区でも鳥羽伏見の戦い終結から150年を迎える


関連行事が企画されています。



御香宮


幕末 新政府軍と幕府軍が衝突した鳥羽伏見の戦いでは


魚三郎の前に戦いの陣を置いた新選組が 鉄砲で武装した


薩摩藩軍へ刀で斬り込んだといわれています。



魚三郎


魚三郎の表の格子には当時の銃撃戦の弾痕が


保存されています。



弾丸


店内は 風情のあるゆったりした部屋で


ゆっくりとお食事をして参りました。



部屋


お庭を望める広間でとても良かったです。


お料理はお昼の花籠御膳です。


籠御膳


武勇に自信を持ってた新選組ですが 銃や大砲には


さすがに勝つことはできなく


新しい時代を迎えることになりました。


さくら


今の伏見のこの辺りのは 町並み景観の維持と


向上をはかるため京都市独自の制度として


「伏見南浜界わい景観整備地区」


伏見南浜界わい


として指定されています。


良水に恵まれた土地で優れた大規模な酒蔵などの建物が


建ち並ぶところです。


木造建築


漆喰壁・焼き板壁・瓦屋根などが落ち着いた風情を


醸し出しています。


月桂冠


こちらにあるのが江戸時代 3代将軍 徳川家光のころ


よりある酒屋 「笠置屋」は・・・明治38年に


「月桂冠」に改められました。


資料館


「月桂冠」の謂れは 世界中で一番の酒屋になりたいと思った


11代目当主 大倉恒吉が オリンピックで一番になると


月桂樹の葉っぱの冠をいただくことにあやかり


葉っぱ


勝利と栄光のシンボル「月桂冠」を商標登録し


酒銘として使いはじめました。


月桂冠


それ以来 本当に 売り上げ一番になる 人気のお酒を


どんどん開発していきました。


内蔵


大倉記念館に隣接する「内蔵」のなかに 年間を


通して酒造りのできるミニプラント「月桂冠酒香房」


があります。


加工


昔ながらの酒蔵でモロミが発酵している様子を


ガラス越しに見学することができます。


松尾大社


こちらは事前予約が必要です。





伏見稲荷大社にある御茶屋と松の下屋・・・♪

伏見稲荷大社にある御茶屋に行って参りました。


観光客がいっぱいの拝殿から少し離れひっそりと

しています。


お茶屋看板


通常 見学できませんが 時々特別公開をされています。



入り口


今回は京の冬の旅で1月から3月21日まで公開されていました。


最初に拝見できるのが松の下屋です。


松の下屋


こちらは大正年間に建てられたもので1階には


棟方志功(むなかたしこう)筆の襖絵が展示されていました。


棟方志功



部屋の中では写真撮影は禁止ですが お庭からの写真は

OKでした。


青森県出身の棟方志功は明治後半から昭和の版画家で


木版の特徴を生かした作品を作られた方です。


子供のころに見たゴッホのヒマワリに感動されたようです。


上から


2階にもあがれ 稲荷山を背景にした上からの


お庭の景色が良かったです。


窓ガラス


1階も2階も大正ガラス越しに眺めることができます。


こちらの御茶屋は 江戸時代初期 御所にあった古御殿で


御水尾院より賜ったものです。



御茶屋


七畳の主室は躙口(にじりぐち)をもたない貴人好みの茶室で


書院式茶室の遺構とされています。


御茶屋2


襖の墨絵は狩野探幽 違い戸棚上部の戸袋は狩野永徳が


描いたものがありました。


庭


回遊式庭園が想像以上に広く 敷地面積は800坪で


見ごたえがあります。


芳瑞菴


奥に進むと庭園の丘の上には瑞芳軒。


茶室


お庭の一番高いところにあるのでお茶事をして


着物をきて来るのは大変だなぁ~って感じです。




嵯峨のお松明2018・・・♪

嵯峨釈迦堂のお松明に行って参りました。


門


大文字五山送り火・鞍馬の火祭 と並んで


京都三大火祭として親しまれています。



松明1


毎年3月15日 お釈迦さまが亡くなった日とされる


涅槃会の行事です。


釈迦の入滅の日に 日本や中国などで仏道を勤め


修める法要です。


さくら


嵯峨釈迦堂の紅梅白梅が満開で河津桜も咲いています。


大松明は3基あり 地元の保存会が松の木を組んで


藤づるで固定します。


藤つる


きれいな三角形に整えられています。


早稲・中稲・晩稲に見立てられ 長さが少しずつ


違います。



松明3

6mから7m位の高さです。


松明が点火されるのは夜の8時過ぎてからです。


夕方5時頃到着 境内は屋台で埋め尽くされていて


天気も良くって 子供たちが楽しそう。


看板


3時からは「嵯峨大念佛狂言」が行われています。


平成28年11月から嵯峨狂言堂修復工事中なので


今年は本堂の東縁側で愛宕詣・舟弁慶・土蜘蛛


の三つの演目が上演されました。



狂言1


嵯峨大念佛狂言は国の重要無形民俗文化財に指定


されていています。


ひょっとこ


役者が面をつけ 身振り手振りだけで芝居をし


現在は 約20番の演目が継承されています。


義経


こちらは「舟弁慶」で登場人物は


源義経・弁慶・静御前・水夫・平知盛


弁慶


本殿のお庭を見ていたら弁慶に遭遇!!


知盛


そして壇ノ浦の合戦で破れた知盛の亡霊・・


うしろ


海中へと消え去る知盛の亡霊の後ろ姿も寂しそう・・・


この日はお堂を無料開放されていて涅槃絵の


絵解きや 国宝の釈迦如来立像も御開帳されています。


庭


6時からの念佛狂言は土蜘蛛です。


登場人物は頼光・土蜘蛛・綱・保昌・太刀持


土蜘蛛


頼光は気分が勝れず憂うつな面持ちで家来たちと


酒宴を開くが、その場で床についてしまう・・


蜘蛛の糸


見せ場の蜘蛛の糸がまかれるところのシャッター


が難しい・・・


糸


これが終わると7時から本堂で 涅槃会大法要が


1時間 盛大に行われます。


そして 皆さま お待ちかねの 火の祭典の始まりです~♪


おねり


最初にお経が唱えられ護摩壇に点火されて


高張提灯をもってお松明式おねりのあと


護摩壇の火を松明の上から中に落とします。


火の玉がきれいに スーットン と松明の中に落ちていきます。


点火


天気も良かったので点火されるとあっという間に


燃え上がります。


もえる


わぁ~ぎゃ~おぉ~っと歓声の中 火の勢いが凄く


お堂の中から見ていてちょうどいい感じです。


火



松明の近くは煙と火の粉と熱気で皆さんは 慌ててのけぞり


大変なことになっています。


火2


消防隊がしっかり周りを囲んでいます。


松明の燃え方でその年の農作物の豊凶を占うと


消防団


いうことですが 今年は大豊作間違いなしです♪





三十三間堂の春桃会・・・♪

3月3日 三十三間堂の春桃会(もものほうえ)に


行って参りました。


三十三間堂の三に因み 三が重なる日の


桃の節句に行われます。


看板


古来から3月3日は「上巳(じょうし)」と呼ばれ 禊をして


邪気厄災を払う斎日とされていました。


そしてラッキーなことにこの日は皆様 無料で


入場することができます。


坊さん


春桃会だけに授与される女性専用のお守りを買うのも


楽しみの一つです♪


おみくじ


お守り目当ての列もできていました。


古来より桃は邪気を払う霊樹とされていますよね。


おまもり


10時前にきましたが大勢の方が参拝されています。


10時からはお堂で桃の法会が行われました。


国宝の千手観音像のちょうど前で拝見できて


これまたラッキーなことでした。


お堂1


紅白のお餅や季節の果物等が備えられています。


三十三間堂と言えば お堂の中に1001体のもの観音像が


まつられていることで有名ですが


この日はその横に島津さんのひな壇も飾られています。


おひなさん


男雛が向かって右で女雛が向かって左ですよ。


やっぱり京都ではこの並び方が落ち着きます。


33お堂


南北にのびるお堂内陣の柱間が33もあるという


本当に長~いお堂です。


池坊による献花式も行われました。


庭


2018年3月3日は春の陽気で 暖かく 梅の花も満開です







涌出宮の居籠祭・・・♪

2月17日豊作祈願の 居籠祭(いごもりさい)に行って参りました。


場所は京都府木津川市山城町の涌出宮(わきでのみや)です。


火と舞


京都駅からJR奈良線で棚倉駅へ約1時間かかりました。


湧出宮は駅前なので便利です♪


門


居籠祭は奈良時代ごろに起源を持ち今の形式は


室町時代に確立したと伝わります。


門2


第8代孝元天皇の子の武埴安彦(たけはにやすひこ)が


全国統一をすすめる祟神天皇に対抗して木津川で


大激戦になります。


たき火


反乱を起こした時の戦死者の霊を鎮めるために


忌み籠ったのが始まりです。


拝殿


因みに木津川対岸の祝園神社でもいごもり祭が


1月に行われています。


神殿


伝説では安彦が斬首されたとき 首は川を越えて祝園


まで飛び 胴体は棚倉に残ったと言われています。


神棚


祝園神社では安彦の首を型どった竹輪を使い


湧出宮では胴体を型どった大松明を燃やします。


松明


1ヶ月前からカシの木を集めて柴を束にしていきます。


これを61束用意して十分に乾燥させて大松明を作ります。


カシ


祭の初日に朝から与力座の座衆たちが準備をします。


大松明は樫の木12本をあて木に61のカシの束を藤ツルで


縛って作られます。


みこ


神楽を舞うのは氏子から選ばれた女性です。



古川


祭は夜の7時30分から古川座の長老が拝殿に入り


接待を待ちます。


尾崎


こちらは尾崎座です。


門の儀(かどのぎ)が始まります。


子供


給仕をするのは小学校高学年の男子が務めます。


サカキの小枝を持ってくることから始まります。


さかき


座の者はサカキの葉っぱをちぎって体に振りかけます。


これが清めになります。


いわし


次が御神酒です。いわしも添えられています。


このご飯を盛った物が御供(ごく)です。


御飯


カシの木の箸で御供を配ります。


このような儀式のあと大松明の儀です。


火つけ


いごもり祭は昔は「音無しの祭」といわれ村の人達は


家の中にこもって年ごえの祈りが成就されるまで


一切音を立てなかったと言われています。


火


今はこの大松明の儀も夜の9時には終わりますので


参加しやすくなりました。


宮司


深夜に一般には見せない神事が行われます。


翌日には饗応の儀(あえのぎ)とお田植え式があります。


宮司2


農作業の様子を演じる儀式のようです。


松の苗で田植えをしている様子を神にみていただき


豊かな実りを約束していただく予祝の行事です。


おめん


この居籠祭1983年にはその民俗学的価値から


京都府指定文化財の第1号指定を受けており


1986年には国の重要無形文化財にも指定されました




プロフィール

ユキコ

Author:ユキコ
愛犬ポメラニアンのベルが大好き(2007年10月に天使になりました) 12年間勤めたDTP(印刷の前工程である版下制作)の会社を辞めた後、京都観光に興味を持ちました。そして第8回京都検定2級、第9回京都検定1級を合格しました。生まれ育った大好きな京都をご紹介いたします♪

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