知恩院友禅苑・・・♪

知恩院三門の南側にある 知恩院友禅苑をみてきました。

友禅苑は友禅染の宮崎友禅 生誕300年を記念して

昭和29年(1954)に改修造園されました。


もん


宮崎友禅は江戸時代中期 知恩院の近くに住み

扇面絵師として活躍された方です。

後に着物の模様も絵も描き評判なったようです。

友禅斎


その当時 奢侈禁止令(しゃしきんしれい)により

豪華な織物を着ることができませんでした。

贅沢を禁止して倹約を推奨するための法律があったのですね。

こい


しっくり上品な 友禅染はオシャレを楽しみたい

そんな町人達の美服への欲求を満たしました。

東山の湧き水を引き入れた「染糸の滝」を有する

池泉式庭園です。

いけ


補陀落(ぶだらく)池には高村光雲作の

観音菩薩像が置かれています。

高村光雲の代表作には皆様よくご存じの

上野公園の西郷隆盛像がありますよ。


松


補陀落とは・・・

インド南端の海岸にあり 観音が住むという八角形の山。

日本でも観音の霊地にはこの名が多いようです。

かろくあん


苑内には「華麓庵(かろくあん)」という茶室があります。

京都の名士・大沢徳太郎氏の別邸にあった茶室です。

大沢徳太郎は新島譲から洗礼を受け 同志社の運営・経営にも

多大な功績を残されているようです。


かろくあん2


華麓庵は法然上人浄土宗開宗800年慶讃法要の

記念に移築されました。

華麓庵とい名は 裏千家第15代千 玄室(せん げんしつ)

により命名されました。


はくじゅあん


茶室「白寿庵」は昭和5年(1930)知恩院第79世山下現有猊下の

白寿を記念して 現浄土宗宗務庁南隣の地に建てられたものです。

それを 後に 知恩院第86世中村康隆猊下の白寿を記念して

平成17年(2005)にこちらに移築されました。

はくじゅあん1


99歳のお祝いの茶室です。

第86世中村康隆猊下は2008年6月に 102歳でご逝去されました。


うもん


禹門(うもん)は立身出世の関門で登竜門と同じ意味があります。

友禅苑の南側は鹿野苑(ろくやおん)と呼ばれる 枯山水庭園が

広がります。

ろくおんえん1


鹿野苑は現在のインドのバラナシ北郊のサールナートにあたる所で

釈迦が悟りを開いてのち初めて説法した所です。


さくら


古来からインドでも中国でも 鹿は神性な生き物なんですね。

ブッダが初めて説法を初めたとき 話を聞いてくれたのは

人ではなく 森の鹿達だったとのこと。


ソテツ


鹿がいたことを想像しながら歩くと楽しいわ~!

これからの季節は紅葉が楽しめそうで 春の桜はさぞかし

美しい景色が望めそうです♪


かれさんすい


立派なソテツも印象的です。

敷地は思ったより広くて 空いていて静かできれいで

穴場かも。
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プロフィール

ユキコ

Author:ユキコ
愛犬ポメラニアンのベルが大好き(2007年10月に天使になりました) 12年間勤めたDTP(印刷の前工程である版下制作)の会社を辞めた後、京都観光に興味を持ちました。そして第8回京都検定2級、第9回京都検定1級を合格しました。生まれ育った大好きな京都をご紹介いたします♪

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