織成館で「日本舞踊の楽屋風景!」・・・♪

第3回「見てみませんか?日本舞踊の楽屋風景!!」が

2月7日に開催されました。


おりなすかん



これは舞台でしなやかに踊られている役者が 衣装の早変わりや

メイクやかつら合わせの様子などの舞台裏での 職人さんの

業を見学できる催しです。


へんしん1



場所は織成館(おりなすかん)の向かいの 岩神ホールで開催されました。

場所は西陣で 浄福寺通のこのあたりだけが石畳のこみちに

なっていてゆったり ゆっくり歩きたい空間になっています。

いしだたみ



織成館には昭和11年(1936)に建てられた京町家です。

格子作りの玄関や内部の柱や梁がすてきです。


1F



ここでは 全国の手織物や能装束 時代物の衣装が展示されております。

工場見学や 西陣織りを体験したりできるようです。

西陣の織物は「さきぞめ」といって 糸を染めてから機(はた)にかけ

織っていきます。


はたおり



この辺りの地下水は 糸染めに適した水として使われていたようです。

こちらをちらっと見学した後 さっそくメインの変身の会場の

岩神ホールへ。


いわがみ


こちらは元織工場でしたので とても広く100坪あります。

国際的な会議のパーティーや展示会などの貸し会場です。


ひめ1



楽屋風景の様子は歌舞伎の中でも上演回数が最も多く

人気のある「京鹿子娘道成寺(むすめどうじょうじ)」と

「船弁慶」より静と平知盛の二役をする様子です。


しつけ



「京鹿子娘道成寺」は僧安珍に恋した清姫の執念が蛇となって

男を追い 紀州道成寺の釣鐘にかくれた安珍を鐘もろとも

焼き殺したという伝説です。


ひめ2


何度か衣裳を替えますが中に「引抜」という手法を使って

舞台上で一瞬にして衣裳を替える場面があります。

衣裳はあらかじめ重ねて着込み 仕付け糸で留めておきます。


ひきぬき



直前に後見(演技を補助する役割)が 留めてある仕付け糸を引抜き

俳優とタイミングを合わせて上に着込んだ衣裳を取り去るようすを

拝見できます。


ぶるー



「船弁慶」は誰もが知る義経や弁慶 静御前が登場するわかりやすい能で

弁慶を中心に物語はテンポよく進みます。


しずか1



「船弁慶」のシテは 美しい静御前と恐ろしい怨霊という

まったく異なった役柄となっています。


しずか2



平知盛の怨霊は 是が非でも義経を海底に沈めようと

薙刀を振りかざして襲いかかります。


とものり



最後にモデルになった方に衣装を着けた感じを聞かれていました。

衣装は20㎏位あるらしく とても重く 全身ギブスで固めたようで

大変なのに 本当の役者さんはきれいにしなやかに踊っていらっしゃるのが

あらためて 素晴らしいことだと思った・・・と

おっしゃていました。


なぎなた


このような舞台裏を知っておくと お芝居の見方もかわるので

とても参考になりました。

次回は夏ごろに また違う演目でされるようですよ


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プロフィール

ユキコ

Author:ユキコ
愛犬ポメラニアンのベルが大好き(2007年10月に天使になりました) 12年間勤めたDTP(印刷の前工程である版下制作)の会社を辞めた後、京都観光に興味を持ちました。そして第8回京都検定2級、第9回京都検定1級を合格しました。生まれ育った大好きな京都をご紹介いたします♪

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