蓮の寺「法金剛院」・・・♪
世界中のハスを集め苑池や鉢に植えていて 蓮の寺とも云われる
「法金剛院(ほうこんごういん)」に行ってきました。
ハスは通常7月になってから咲きますが 今年は開花が早く
いくつかの花が開いていました。

6月24日(日曜日)の様子です。
「法金剛院」は他にもショウブ・菩提樹・あじさい等もまだ
咲いていてとてもラッキーでした。

場所はJR花園駅のすぐ北側で わかり易いとろにあります。
住所は 京都市右京区花園扇野町49 です。
この辺りは 平安時代の初め 右大臣"清原夏野"の山荘でした。
没後 いろんなお花を植えるようになり 美しい山荘になっていきました。

現在「花園」という地名がついているのは平安時代からの
様子の名残だったんですね♪
このあたりは あまりの美しさより 嵯峨天皇より代々の天皇が行幸され
54代 仁明天皇の時には その景勝を愛でられ 五位の位を授けられました。

次の文徳天皇の時代に 大きな伽藍も建てられ「天安寺」とされました。
それからずーっと後の"鳥羽天皇"の中宮"待賢門院"が寺を復興し
「法金剛院」とされました。

池の西には 西御堂が建てられ 2mの大きな 本尊阿弥陀如来坐像
(重文)がまつられています。
定朝様といわれた 平安時代後期の代表的な仏像です。

その横には 綺麗な絵が描かれた厨子(ずし)に置かれてる
十一面観世音菩薩座像がいらっしゃいます。
両手を胸の前で開いた 珍しい様子で飾りも美しかったです♪

廊下を渡り地蔵堂には大きなお地蔵さんと閻魔大王もいらっしゃいました。
庭園(特別名勝)は平安末期の池泉回遊式浄土庭園で
なんと「極楽浄土」をイメージした 造りとされています。

こちらには平安末期の遺構がそのまま残っている
特別名勝の「青女の滝」があります。

この滝が わが国最古の人口滝と云われています。
すごい大きな岩が積まれています。
石立ての僧林賢(りんげん)と靜意(じょうい)の作です。

庭園には歌碑があり 小倉百人一首に収録されている 待賢門院の歌
「長からむ心もしらず黒髪の みだれてけさは物をこそ思へ」
が彫られています。

・・・末永い愛を誓ったあなたの心も測りがたくて 乱れた
黒髪のように 私の心も今朝はあれこれと思い乱れることだ・・・
「黒髪のみだれ」が女性らしい比喩とされています。
春に咲く枝垂桜は「待賢門院桜」と云われています。

美しい 待賢門院のことが大好きだった"西行"も歌をのこしています。
「なんとなく芹と聞くこそあはれなれ 摘みけん人の心知られて」
・・・「芹摘む人」というのが后などの高貴な女性にかなわぬ恋を
することを意味しています。

西行は待賢門院が亡くなられてからも歌を残しています。
「紅葉みて君が袂(たもと)やしぐるらむ 昔の秋の色をしたいて」
そして「法金剛院」秋の紅葉もすばらしいお寺なんです
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「法金剛院(ほうこんごういん)」に行ってきました。
ハスは通常7月になってから咲きますが 今年は開花が早く
いくつかの花が開いていました。

6月24日(日曜日)の様子です。
「法金剛院」は他にもショウブ・菩提樹・あじさい等もまだ
咲いていてとてもラッキーでした。

場所はJR花園駅のすぐ北側で わかり易いとろにあります。
住所は 京都市右京区花園扇野町49 です。
この辺りは 平安時代の初め 右大臣"清原夏野"の山荘でした。
没後 いろんなお花を植えるようになり 美しい山荘になっていきました。

現在「花園」という地名がついているのは平安時代からの
様子の名残だったんですね♪
このあたりは あまりの美しさより 嵯峨天皇より代々の天皇が行幸され
54代 仁明天皇の時には その景勝を愛でられ 五位の位を授けられました。

次の文徳天皇の時代に 大きな伽藍も建てられ「天安寺」とされました。
それからずーっと後の"鳥羽天皇"の中宮"待賢門院"が寺を復興し
「法金剛院」とされました。

池の西には 西御堂が建てられ 2mの大きな 本尊阿弥陀如来坐像
(重文)がまつられています。
定朝様といわれた 平安時代後期の代表的な仏像です。

その横には 綺麗な絵が描かれた厨子(ずし)に置かれてる
十一面観世音菩薩座像がいらっしゃいます。
両手を胸の前で開いた 珍しい様子で飾りも美しかったです♪

廊下を渡り地蔵堂には大きなお地蔵さんと閻魔大王もいらっしゃいました。
庭園(特別名勝)は平安末期の池泉回遊式浄土庭園で
なんと「極楽浄土」をイメージした 造りとされています。

こちらには平安末期の遺構がそのまま残っている
特別名勝の「青女の滝」があります。

この滝が わが国最古の人口滝と云われています。
すごい大きな岩が積まれています。
石立ての僧林賢(りんげん)と靜意(じょうい)の作です。

庭園には歌碑があり 小倉百人一首に収録されている 待賢門院の歌
「長からむ心もしらず黒髪の みだれてけさは物をこそ思へ」
が彫られています。

・・・末永い愛を誓ったあなたの心も測りがたくて 乱れた
黒髪のように 私の心も今朝はあれこれと思い乱れることだ・・・
「黒髪のみだれ」が女性らしい比喩とされています。
春に咲く枝垂桜は「待賢門院桜」と云われています。

美しい 待賢門院のことが大好きだった"西行"も歌をのこしています。
「なんとなく芹と聞くこそあはれなれ 摘みけん人の心知られて」
・・・「芹摘む人」というのが后などの高貴な女性にかなわぬ恋を
することを意味しています。

西行は待賢門院が亡くなられてからも歌を残しています。
「紅葉みて君が袂(たもと)やしぐるらむ 昔の秋の色をしたいて」
そして「法金剛院」秋の紅葉もすばらしいお寺なんです

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