鞍馬その5 牛若丸が修行した木の根道・・・♪

鞍馬寺金堂を過ぎて 奥の院を目指す道に一歩入ると これまでの整備された

山歩道とはうって変わって険しい山道が続きます。


やまけしき


与謝野明子・鉄幹の歌碑があります。

円い銅板が嵌め込まれている方が晶子の歌碑です。


よさのあきこかひ


★何となく君にまたるるここちして いでし花野の夕月夜かな 晶子

★遮那王が背くらべ石を山に見て わが心なほ明日を待つかな 寛


そして霊宝殿を過ぎると 与謝野明子の50歳のお祝いに お弟子さん達から

贈られた書斎の「冬柏亭(とうはくてい)」です。


とうはくてい


先代の鞍馬管長が 門下生だったという縁から昭和51年(1976)に

この地に移されました。

奥の院への道へ入るとすぐ牛若丸ゆかりの旧跡「息つぎの水」が右手に見えます。


いきつぎのみず


鞍馬天狗との剣術の修行のために不動堂へ通う牛若丸が喉の乾きを潤しました。

800年間枯れることなく 今も沸き続けています。

とても冷たいきれいな水で 鞍馬山の自然がそのまま残っているようです。

奥に進むにつれて さらに道は険しくなってきます。


みちしるべ


このあたりの坂は屏風坂(びょうぶさか)と呼ばれています。

その名のとおり くねくねと曲がった階段を行きます。

木の根に悪戦苦闘しながら進んでいくと藤原氏を頼り鞍馬を離れ 奥州へ向かう

義経(牛若丸)が名残り惜しんで背を比べた「背比べ石」があります。


せくらべいし


背比べ石は16才にしては とても小さいです。

鞍馬山は岩盤が固く木の根を地中深くに張れないため 地表に木の根が

あらわになっています。


きのねみち


そんな様子からこの道は「木の根道」と呼ばれているそう。

木の根は樹木を育て・支える働きをしているので踏まないように

しまよう!と注意書きがあります。

道が下りへと変わり 少し進むと僧正ヶ谷(そうじょうがだに)不動堂が

木々の間から見えてきました。


そうじょうがだに


伝教大師最澄が刻んだ不動明王が安置されている不動堂です。

木の根は複雑ですが まっすぐとそびえ立つ杉が印象的なこの場所で

義経は鞍馬天狗と剣術の修行をしたのだと案内版にあります。


しゅぎょうのみち


謡曲「鞍馬天狗」の舞台にもなっています。

・・・牛若丸の素性を知った山伏は自分が大天狗であることを伝え

   平家打倒の望みを達成できるように 兵法の秘伝を授けました・・・

五条大橋での弁慶との争いや 壇ノ浦での八艘飛びに見られる義経の

あの身軽さは このあたりを走り回ったおかげなんですね♪


義経堂です。義経は 奥州平泉の衣川の戦いで自害しましたが

その魂は 少年時代を過ごした鞍馬に戻ったとされました。


よしつねどう


魔王尊の脇侍・遮那王(しゃなおう)尊として祀られています。

奥の院魔王殿へ到着。この魔王殿がある場所は 650万年前に

金星から魔王が降臨した場所との「伝説」がのこる場所です。


まおうでん


この厳しい自然の中に 神の存在を感じます。

仏教では本尊を祀る建物を本堂・金堂と言い 神社では本殿と言います。

鞍馬寺の場合は 本尊を祀る建物を「本殿金堂」と言います。

鞍馬は寺と神社が一緒になった所のようです。


まおうでんおく


鞍馬寺を訪れるなら 本殿だけでなく牛若丸も修行した奥の院まで

足を運んでみてください。

鞍馬寺の本殿金堂から山を上ること約2キロ

神聖な空気と木がイイ感じです。


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プロフィール

ユキコ

Author:ユキコ
愛犬ポメラニアンのベルが大好き(2007年10月に天使になりました) 12年間勤めたDTP(印刷の前工程である版下制作)の会社を辞めた後、京都観光に興味を持ちました。そして第8回京都検定2級、第9回京都検定1級を合格しました。生まれ育った大好きな京都をご紹介いたします♪

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