文化財建物保存のために・・・♪

建物の屋根の造りは瓦葺・茅葺・檜皮葺といろいろあります。

いつも大勢の観光客でにぎわっている清水寺の舞台の屋根は檜皮葺です。

ほんどう



歴史は古く 1200年以上にわたって供給されている檜皮採取の様子を

見学してきました。


ひわだ


清水坂の途中にある 京都市文化財建造物保存技術研修センターで

清水寺 森清範貫主の公演がありました。

その後センターより地主神社の横の散策道から15分ほど山を登ると

高台寺国有林に到着します。


はし


そちらで全国社寺等屋根工事技術保存会の方が檜皮採取の

実演をされました。


こくゆうりん


檜皮は古くから日本固有の特殊な方法で生産されます。

木箆(へら)・振り縄・腰鉈・胴切包丁などの工具を使い

檜を立木のまま外皮をはぎ取ります。


へらはぎ


木の生長に大切な表皮内部の白い色の部分を傷つけないよう注意しながら

この部分と外部の檜皮色の部分との間に木箆を差し込みます。


さく


根元から手の届く程度までヘラを送り上げながら 割れ目ができないよう

上に剥がしていきます。


ひく


立木から最初に剥がされた皮は荒皮と呼ばれ 檜皮としては品質が悪いようです。

一度皮を剥いで10年くらいたつと 新しい表皮が形成され2度目の剥皮ができます。

この皮を黒皮と呼び良い品質の物が採取できます。

以後8~10年毎に採取できるようです。


きる


実演されている方を原皮師(もとかわし)は手袋をしないで素手作業されていました。

表皮内部を傷つけない為 素手の感覚が必要なようです。

近年 檜皮の不足が生じているようですが その一つは原皮師不足もあるようです。

原皮師の仕事は危険で きつい仕事であることが解ります。


かわ


実演されていた方は13年目の原皮師で とてもスムーズに剥皮をされていました。

平皮は原皮を通常75センチに揃えてカットされます。


たばねる


カットされてる方は27年目ベテラン職人です。

最初は切り口が揃わずガタガタになり無駄ができるようです。

1束30kgに束ねて原皮師の山での仕事が終わります。


たばねる


皮の厚さを1.5ミリに揃える作業もまだ残っています。

本当に気の遠くなるような作業です。

あらためて文化財を保存する事と自然を守ることの厳しさを感じます。



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プロフィール

ユキコ

Author:ユキコ
愛犬ポメラニアンのベルが大好き(2007年10月に天使になりました) 12年間勤めたDTP(印刷の前工程である版下制作)の会社を辞めた後、京都観光に興味を持ちました。そして第8回京都検定2級、第9回京都検定1級を合格しました。生まれ育った大好きな京都をご紹介いたします♪

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