京都府庁旧議場・・・♪

京都市上京区にある京都府庁の広い敷地の真ん中に

あるのが 明治に建てられた 京都府庁旧本館です。


ケヤキ並木


こちらの建物は 明治の37年に日本人建築家の設計により完成した

本格的な西洋建築の建物です。


ふちょう1


もう今年で111年目になりますが まだ現役で使用されています。

真ん中のお庭を通り抜けて 反対北側にいくと

こちらにも入り口があります。


にわ


こちらは 昭和44年まで66年間 会議場として使用されました。


北側


その後は 昭和63年に1階の部分を改装して府政情報センター

として府が作成した印刷物などを閲覧できるところ

として使われていました。


情報センター
 ★情報センターの時の様子(2012年頃)

このように庁舎と議場が一体化した 明治期の建物が保存され

使用されているのは全国で 京都府庁旧本館のみになりました。


正面


非常に貴重な建物なので 昨年110周年を迎えるのを記念して

修復整備され只今 一般公開中です。

正面の議長席 その前の演壇 議長席の横にある執行機関の席は

明治時代創建当初のものが残っています。


演壇


これらは紀州のヒノキが使われていたようです。

窓・ドアノブ・施錠等もごく一部を除き当時のものが

取り付けてあります。


のぶ


議席の机や椅子は今回 修復整備されたもので

京都の北山や宇治田原のヒノキを使っております。

そしてびっくりなのが

この議席のしたには 鉄パイプがひかれておりました。


議席


その鉄パイプにはスチームが通っていたようです。

明治37年 すでに床暖房の設備があったのですね。

壁はすべて漆喰です。

壁


そしてこの装飾に使われていますモチーフはアカンサス

という植物の葉っぱが描かれています。

明治期当時のまま状態です。


もちおくり


壁の上の部分を支えている三角コーナーを

「もちおくり」といいます。

右上の「もちおくり」は当時のものが完全に残っていたため

そこから型を取ってそれに漆喰を流し込んで修復されています。


傍聴席


2階部分は傍聴席(一部記者席)となっています。

天井も今回は掃除をした位で昔のままです。

こういう天井を日本では格天井といいます。


天井


ルネッサンス様式 一部ネオバロック的要素を加味した

建物となっておりますが

三上吉兵衛という大工の棟梁が請け負っていますので

あちこちに日本建築の要素が取り入れられております。


まゆまろ


見学は火曜日から金曜日と第1.3.5土曜日の

朝10時から夕方5時までです。

10月位からまた第2期修復工事が予定されているので

今のうちに見学にしてみてください~



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プロフィール

ユキコ

Author:ユキコ
愛犬ポメラニアンのベルが大好き(2007年10月に天使になりました) 12年間勤めたDTP(印刷の前工程である版下制作)の会社を辞めた後、京都観光に興味を持ちました。そして第8回京都検定2級、第9回京都検定1級を合格しました。生まれ育った大好きな京都をご紹介いたします♪

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